DRIVE IDEAS
ニュース

EV充電インフラの現在地2026 — 高速道路の急速充電はどこまで使えるようになったか

2026-06-14 公開

「充電渋滞」は過去の話になりつつある?高速SAの充電器増設状況、150kW級の普及、充電計画の立て方の変化を整理しました。

高速道路の充電器は「複数台・高出力」が標準に

数年前まで「SAに1台だけ・50kW・先客がいたら30分待ち」だったEV充電環境は、着実に改善しています。

  • 主要SAでは6〜12口の複数台設置が進み、充電待ちが大幅に減少
  • 90〜150kW級の高出力器が増え、30分で回復できる航続距離が伸びた
  • 国の目標は2030年までに公共充電30万口。現在は約4万口から増設ペースが加速中

充電計画の考え方が変わった

以前いま
空いていることを祈って向かうアプリで空き状況をリアルタイム確認
満充電までねばる80%で切り上げ(それ以降は充電が遅い)
充電器のあるSAを全部メモ大きめのSAならほぼ確実にある前提で計画
高速道路SAの急速充電器
高速道路SAの急速充電器

それでも残る「地方の谷間」

高速道路と都市部の充電網は充実した一方、山岳観光地・半島の先端部は依然として空白地帯が残ります。絶景ロードを目指すEV乗りは、次の3点セットが引き続き有効です。

  1. 目的地周辺の充電器を2か所以上確保(1つは道の駅が狙い目)
  2. 宿泊なら「普通充電つきの宿」を選ぶ(夜のうちに満タンは最強)
  3. 山岳路は消費が読みにくい。残量30%を「引き返しライン」に

具体的な計画術はEV充電計画の立て方で詳しく解説しています。

これからEVを検討する人へ

「充電インフラが不安だから見送り」という判断材料は、少なくとも高速メインの使い方では過去のものになりつつあります。車種ごとの実力はEV航続距離ランキングを参考に。インフラの進化は、行ける景色の範囲がまだ広がり続けるということです。