
【2026年版】EV実走行距離ランキング — カタログ値と実測値はどれだけ違うのか
2026-06-20 公開 / 2026-07-05 更新
主要EV10車種を同一条件で実走テスト。カタログ航続距離と実測値の乖離をランキング形式で公開します。高速道路メインの「ドライブ旅」での達成率に注目。
Ranking
| 1 | テスラ モデル3 ロングレンジ | 706 | 581 | 82.3 | 7.2 |
| 2 | ヒョンデ IONIQ 6 | 719 | 578 | 80.4 | 7.4 |
| 3 | BYD シール | 640 | 498 | 77.8 | 6.5 |
| 4 | 日産 アリア B9 | 640 | 481 | 75.2 | 5.9 |
| 5 | テスラ モデルY | 605 | 448 | 74 | 6.4 |
| 6 | トヨタ bZ4X | 567 | 419 | 73.9 | 6.1 |
| 7 | ホンダ e:Ny1 | 500 | 361 | 72.2 | 5.8 |
| 8 | スバル ソルテラ | 567 | 405 | 71.4 | 6 |
| 9 | メルセデス EQE | 624 | 442 | 70.8 | 5.5 |
| 10 | BMW iX3 | 508 | 351 | 69.1 | 5.3 |
列見出しをクリックすると並べ替えできます
テスト条件 — 「ドライブ旅」を想定した実走
このランキングは、カタログスペックの比較ではありません。全車種を同じ日・同じルートで実際に走らせた実測値です。
- ルート: 都内 → 高速道路 → 山岳ワインディング → 下道 の混合310km
- エアコン: 24℃オート固定
- 乗車: 2名 + 撮影機材
- 満充電からスタートし、残量10%到達時点の走行距離から航続距離を算出

結果の読み方 — 「達成率」がいちばん大事
EVのカタログ値(WLTCモード)は市街地寄りの条件で計測されるため、高速道路が中心になるドライブ旅では実測値が2〜3割落ちるのが普通です。
つまり注目すべきは航続距離の絶対値よりも達成率。達成率が高い車ほど「カタログ値から計画が立てやすい車」と言えます。今回のテストでは、空力性能に優れたセダン型が上位を占める結果になりました。
上位3車種の実走メモ
1位 テスラ モデル3 ロングレンジ
高速巡航での電費の落ち込みが最も少なかった一台。ワインディング区間の回生ブレーキの自然さも印象的でした。長距離ドライブの相棒としては現状の最適解です。
2位 ヒョンデ IONIQ 6
達成率80%超えはモデル3とこの車だけ。流線型ボディの効果は本物で、100km/h巡航時の電費はテスト車中トップでした。
3位 BYD シール
価格を考えれば驚異的な結果。ただし急速充電の受け入れ性能は上位2車にやや劣り、充電休憩は少し長めに見積もる必要があります。
山道で試したい人へ

EVの回生ブレーキは、下り坂の多い山岳ルートでこそ真価を発揮します。今回のテストコースの一部でもあるビーナスラインと、九州の阿蘇パノラマラインは、EVとの相性が特に良いコースです。記事末尾のコースガイドからどうぞ。
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